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高町なのは 初登場話 26 ワロトバの森 ~ダエジーの野望~ 死亡話 286怨鎖の雷と光の矢 登場話数 20話(多部作を含むと30) 現在状況 二日目の朝にA-3で死亡 初期支給品 コエカタマリン、時限爆弾、じゃんけん札 追加支給品 エルフの飲み薬、胡蝶夢丸、ゴロンの服 所持スキル 説明 魔力 魔力を有するが、世界設定上デバイスなしの攻撃は弱い。防御魔法は強固。 デバイス操作 デバイスの操作に優れる。特にレイジングハートの扱いに優れる。 空戦魔導師 実は運動音痴だが、魔法戦闘(特に空戦)は既に相当な腕前 キャラとの関係(最新話時点) キャラ名 関係 解説 初遭遇話 レイジングハート・エクセリオン 仲間(物) 高町なのはのデバイス。魔法少女リリカルなのは出典。 ロワ内では再会していない。 バルディッシュ・アサルト 仲間(物) フェイト・テスタロッサのデバイス。魔法少女リリカルなのは出典。 ロワ内では再会していない。 グラーフアイゼン 仲間(物) ヴィータのデバイス。魔法少女リリカルなのは出典。 ロワ内では再会していない。 リインフォースⅡ 不認知(物) 八神はやてのデバイス。時系列的に認知していない。魔法少女リリカルなのは出典。 ロワ内では遭遇していない。 ニケ 友好 仲間だった。悪魔呼ばわりに耐えきれず逃げ出した。 26 ワロトバの森 ~ダエジーの野望~ エヴァンジェリン・A・K・マクダウェル 中立 目的は同じらしいが、衝突。歪んだ正義を指摘された。 61 天丼 ~それは小さなお約束なの~ ヴィータ 険悪 元世界の仲間。暴走したので手足を壊した。 73 それはきっと唯一の方法 才賀勝 友好 別行動していた仲間。何処かで、何故か、死んだ。 73 それはきっと唯一の方法 インデックス 仲間 自分を止めてくれた仲間 123-1 それは狂的なまでに(前編) アラストール(コキュートス) 友好(物) インデックスの支給品。本来の持ち主であるシャナに所在を伝えた。灼眼のシャナ出典。 123-1 それは狂的なまでに(前編) 犬上小太郎 友好 一時力を合わせた。伝言を担い別れた。 158-1 運命のルーレット廻して(前編) 古手梨花 その他 学校で出会い、別れた。エヴァに殺されたらしい。 158-1 運命のルーレット廻して(前編) リンク 仲間 自分を止めてくれた仲間 158-1 運命のルーレット廻して(前編) 李小狼 その他 灰原哀を殺す事で生かした。 158-2 運命のルーレット廻して(中編) 灰原哀 その他 選択肢を突きつけ、結果として死亡した。 158-2 運命のルーレット廻して(中編) 江戸川コナン その他 ヘンゼルを殺す為に諸とも焼き殺した。 158-2 運命のルーレット廻して(中編) ヘンゼル 敵対 その狂気を理解し、救えないと知り、殺した。 158-2 運命のルーレット廻して(中編) ブルー 敵対 悪人。フェイト殺害容疑者の一人。 158-3 運命のルーレット廻して(後編) イヴ 敵対 悪人。フェイト殺害容疑者の一人。ひめの名でも知る 158-3 運命のルーレット廻して(後編) フェイト・テスタロッサ 仲間 元世界の親友。見つけた時には死んでいた。 158-3 運命のルーレット廻して(後編) リリス 敵対 エヴァに重傷を負わせたジョーカー。逃すよりは殺そうとしたが―― 170-1 あの日あの時あの場所で(前編) グリーン 敵対(不認知) リリスの抱えていた子豚。 170-1 あの日あの時あの場所で(前編) アリサ・バニングス 仲間 元世界の親友。絶交しかけたが、自分を止めてくれた 170-2 あの日あの時あの場所で(後編) 八神はやて 仲間 元世界の親友。誤殺してしまう。 170-2 あの日あの時あの場所で(後編) カレイドステッキ 仲間(物) アリサの所持品。Fate/stay night出典。 170-2 あの日あの時あの場所で(後編) 吉永双葉 中立 情報を交換し、アリサを頼んで別れた。 171-1 大した事じゃない(前編) シャナ 中立 情報を交換し、アリサを頼んで別れた。 171-1 大した事じゃない(前編) 三宮紫穂 その他 危険かは不明。双葉達の仲間。 171-1 大した事じゃない(前編) 白レン 敵対 危険だと判断し殺害した白猫。 171-2 大した事じゃない(後編) トマ 友好? アリサとはやての仲間。電話で情報を交換した。 171-2 大した事じゃない(後編) 摂津のきり丸 不認知 切り裂かれた砲撃の先に―― 172 「最悪」の向こう側 パタリロ=ド=マリネール8世 その他 エヴァに氷漬けにされていた人物。 242-1 許されざる者(前編) グレーテル 敵対 工場にやってきて、リンクを殺した 280 想いは百秒で砕け散る 最終状態 二日目朝にA-3工場でグレーテルのエナジードレインを食らい続け、衰弱死。 死体は放置されている。 踏破地域 B-6(山の麓)→B-5(山頂→山小屋)→A-4(上空)→D-4(学校)→B-3(廃病院)→A-3(工場) A B C D E F G H ■■■■■■■■1 ■■■■■■■■2 □□■■■■■■3 □□□□■■■■4 ■□■■■■■■5 ■□■■■■■■6 ■■■■■■■■7 ■■■■■■■■8
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暁町エリートクラス1 入手カードレベル:14 エリア エリア名 DP EX スタンプ カード1 カード2 カード3 カード4 33-1 暁町エリートデュエル 1 9 34~42 1400~1680 フェイト・テスタロッサ[T H店長の娘さん(妹)] 八神ヴィータ[気合いの小学校3年生] レヴィ・ラッセル[リボン普段着] フォーチュンドロップミ:B べ:? イ:D 33-2 暁町エリートデュエル 2 プレシア・テスタロッサ[T H店長] のろいうさぎ[ヴィータの宝物] シュテル・スタークス[インテリ中学生] フォーチュンドロップミ:E べ:? イ:A 33-3 暁町エリートデュエル 3 アリシア・テスタロッサ[T H店長の娘さん(姉)] 八神はやて[普通の小学生気分] グランツ・フローリアン[グランツ研究所の博士] ---- 33-4 暁町エリートデュエル 4 クロノ・ハラオウン[優等生な中学生] 八神ザフィーラ[近所の人気者] ユーリ・エーベルヴァイン[一家の末っ子] フォーチュンドロップミ:C べ:? イ:E 33-5 暁町エリートデュエル 5 アルフ[テスタロッサ家の愛犬] 八神ヴィータ[気合いの小学校3年生] レヴィ・ラッセル[リボン普段着] フォーチュンドロップミ:F べ:? イ:B 33-6 VS レヴィ 報酬 レヴィ・ラッセル[元気系中学生] Lv 20 (LC+50) レアチケットピース 1枚 マイDPキャンディ 1個 (4200スタンプ) 暁町エリートクラス2 入手カードレベル:14 エリア エリア名 DP EX スタンプ カード1 カード2 カード3 カード4 34-1 暁町エリートデュエル 6 9 34~42 1400~1680 フェイト・テスタロッサ[T H店長の娘さん(妹)] 八神ヴィータ[気合いの小学校3年生] アミティエ・フローリアン[ふんわり長女] グラーフアイゼンミ:A べ:? イ:C 34-2 暁町エリートデュエル 7 プレシア・テスタロッサ[T H店長] 八神ザフィーラ[八神家の愛犬] ユーリ・エーベルヴァイン[一家の末っ子] グラーフアイゼンミ:D べ:? イ:F 34-3 暁町エリートデュエル 8 エイミィ・リミエッタ[T H店員] 八神シャマル[ほんのり医大生] グランツ・フローリアン[グランツ研究所の博士] 34-4 暁町エリートデュエル 9 リンディ・ハラオウン[T H店長] 八神ヴィータ[気合いの小学校3年生] グランツ・フローリアン[グランツ研究所の博士] グラーフアイゼンミ:B べ:? イ:D 34-5 暁町エリートデュエル10 月村すずか[海聖小学校生徒] のろいうさぎ[ヴィータの宝物] アミティエ・フローリアン[現役高校2年生] グラーフアイゼンミ:E べ:? イ:A 34-6 VS アミタ(&ユーリ) 報酬 アミティエ・フローリアン[現役高校2年生] Lv 20 (AT+50) レアチケットピース 1枚 マイMPクッキー 1個 (4300スタンプ) 暁町エリートクラス3 入手カードレベル:14 エリア エリア名 DP EX スタンプ カード1 カード2 カード3 カード4 35-1 暁町エリートデュエル11 9 34~43 1400~1680 高町なのは[夏服小学生] 八神シグナム[剣道大学生] キリエ・フローリアン[マイペース次女] グラーフアイゼンミ:C べ:? イ:E 35-2 暁町エリートデュエル12 リニス・ランスター[真面目なメイドさん] 八神シャマル[研修中医大生] ユーリ・エーベルヴァイン[一家の末っ子] グラーフアイゼンミ:F べ:? イ:B 35-3 暁町エリートデュエル13 月村すずか[読書好き小学生] のろいうさぎ[ヴィータの宝物] グランツ・フローリアン[グランツ研究所の博士] 35-4 暁町エリートデュエル14 アリサ・バニングス[海聖小学校生徒] 八神はやて[八神堂店主] ディアーチェ・K・クローディア[王の特訓] クラールヴィントミ:A べ:? イ:C 35-5 暁町エリートデュエル15 月村すずか[海聖小学校生徒] 八神ヴィータ[気合いの小学校3年生] ユーリ・エーベルヴァイン[一家の末っ子] クラールヴィントミ:D べ:? イ:F 35-6 VS キリエ 報酬 キリエ・フローリアン[現役高校1年生] Lv 20 (DF+100)コンティニューチケット 1個 レベルマスタリーN 3個 (4400スタンプ) 暁町エリートクラス4 入手カードレベル:14 エリア エリア名 DP EX スタンプ カード1 カード2 カード3 カード4 36-1 暁町エリートデュエル16 9 34~43 1400~1680 リニス2世[テスタロッサ家の愛猫] 八神リインフォース・アインス[八神堂店員] ディアーチェ・K・クローディア[一家の料理番] クラールヴィントミ:B べ:? イ:D 36-2 暁町エリートデュエル17 アリサ・バニングス[海聖小学校生徒] 八神ザフィーラ[八神家の愛犬] シュテル・スタークス[ゆるふわ普段着] クラールヴィントミ:E べ:? イ:A 36-3 暁町エリートデュエル18 クロノ・ハラオウン[優等生な中学生] 八神シャマル[ほんのり医大生] レヴィ・ラッセル[リボン普段着] 36-4 暁町エリートデュエル19 リンディ・ハラオウン[T H店長] 八神ヴィータ[気合いの小学校3年生] ディアーチェ・K・クローディア[一家の料理番] クラールヴィントミ:C べ:? イ:E 36-5 暁町エリートデュエル20 エイミィ・リミエッタ[T H店員] 八神ヴィータ[趣味はグランドゴルフ] ユーリ&レヴィ[末っ子たちの応援] クラールヴィントミ:F べ:? イ:B 36-6 VS ディアーチェ 報酬 ディアーチェ・K・クローディア[王の特訓] 5枚 レアチケットピース 1枚 レベルライズ30 1個 (4500スタンプ)
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火神——マーズ—— ◆Qpd0JbP8YI グリーンの部屋のドアを開け、彼との邂逅を得ようとしていた。 ――その筈だった。だが、 「ここは……何処だ……?」 いきなり見知らぬ場所に連れてこられての拘束/高町なのはの友人らしき人物の死/そして殺しあえ。 その次の瞬間には、また違う場所へ。 チェシャキャットのイタズラだろうか――否/動機が不明。 またヴァイオレット/マーチヘア/バロールの魔眼のように幻覚を見せる能力を有していない。 それに向こうもこちらの情報を欲しがっていたと思われる。 そのチャンスを見逃すほど、グリーンも愚かではない。 二つ目の可能性――管理局――先の戦闘で見せたARMSの能力を恐れての強行。 それも否――もう一つのARMS/キース・レッドの存在に対抗するために自分は有用。 また処分を考えての行動にしても目的達成には迂遠すぎる。 三つ目の可能性――管理局の敵対勢力/列車上にいたサイボーグ。 動機/目的/いずれも不明。だが、前者の二つよりは可能性が高い。 彼らについて、顎を手に当て考える。 ――思考は空白を維持――情報が不足。 より詳しい情報/あの場で主催者らしい女と接していた高町なのはとフェイト・T・ハラオウンに会う必要がある。 と、いつの間にか手に持っていたバッグに気がつく。 恐らくはあの女/プレシアの仕業――意図が不明。 確認のために中を開ける。 食料/水/ランタン/時計/筆記用具/コンパス/地図/名簿/車の鍵/そしてカードが数枚。 これで殺しあえというのか。思わず失笑が漏れる。 だが、自分にはARMS/人を殺すには十分なものがある。問題はないのだろう。 中にあった地図を広げ、この場を形成しているであろう地形を覚える。戦略や戦術において地理の把握は必要不可欠。 今後、どう行動するにしても、覚えておいて損はない。 続いて名簿に目を移す。 その内容に目が開く――キース・レッドの名前を確認。 このゲームの主催者/レッドを含む組織との等号が崩れる――それともレッドは廃棄処分にされたのか。 ――だが、これは好都合かもしれない。 首輪が爆発したところで、コアが大丈夫な限り、その傷はARMSの能力によって再生される。 よって、死を脅迫材料にして、行動を強要するのは無意味。 しかし、未だ全容を把握出来ぬミッドチルダの科学技術に魔法技術。 もしかしたら首輪だけによってARMSを殺すことが可能なのかもしれない。 その確認のためにもレッドの首輪を、彼が生きている状態で破壊することが必要となってくる。 そこまで考えて、一度名簿から目を離す。 そしてこれからの行動の指針を考える。 闘争は自分のプログラムの核/己の存在意義/故に殺し合いに忌避はない。 だがキース・ブラックの呪縛/戦闘生命としての生は終わりを告げた。 今更、また他人にその呪いの戒め/戦闘の強要をされる謂れはない。 今は自分の意志で闘いを選び、自分の道を歩いていくと決めたのだ。 ――それが管理局に入局した理由。 ならば、この闘争を管理局の勝利として終わらせるのが自分の道/自分の闘い――そして自分の意志。 まずは六課のメンバーと合流して、情報を纏めるべきか。 立体駐車場に並んでいる数台の車に順々にバッグの中に入っていた鍵を指していく。 ――やがてジープを思わせる車に鍵がはまる。 軽快なエンジン音、スムーズなハンドリング、安定したホールディング――悪くない支給品だ。 目的地/機動六課隊舎へ向かう。 他のメンバーが向かっている可能性、彼らがいなくとも何かの情報/武器がある可能性。 ――それらを考慮しての判断。 だが、思いの外、すぐに機動六課のメンバーとの再会を果たす。 車を出して数分後、車のライトに照らされた後ろに束ねられたピンク色の長い髪/ それと調和するようにあしらわれた騎士甲冑/右手に持つ剣/機動六課所属ライトニング02副隊長/烈火の騎士/シグナム。 ジープを降りて歩み寄る。 「シグナム、無事だったか?」 同じ職場の仲間を案じての発言――だが彼女の顔に浮かぶ微かな疑問/眉間に皺が寄る。 「……お前は私を知っているのか?」 質問の意図が不明/何かの冗談だろうか。 「知っているも何も同じ機動六課のメンバーだろう」 その言葉によって彼女の表情が正される。 自分の存在をちゃんと認識してくれたのだろう。 ――だが、返ってきた彼女の言葉は自分の予想とは、またかけ離れたもの。 「お前のことは知らん。悪いが記憶にはない。 ……だが、例え本当にお前とは知り合いであったとしても、私のやることには変わりはないはだろう」 どういうことだ――その疑問を口にする前に彼女が剣を構え、それを振りかぶり、迫ってくる。 「死ねっ!」 彼女の手には不似合いな大きな剣が、激昂の言葉と共に振り下ろされる。 切るという言葉は生易しく、正に破壊の体現/衝撃と共に破砕されるアスファルト。 それを跳んでかわし、確認のために問う。 「お前は本当にシグナムか?」 「……ああ、私は烈火の騎士、シグナム。だからこそ、お前には死んでもらう」 再び振るわれる大剣/明確な殺意を含み、命を摘まんと迫ってくる。 理由は分からないが、彼女はこのゲームに乗ったようだ――故にこちらも戦闘態勢に移行する。 それと同時に死と破壊を内包する剣が目前に迫らんとする。 だが、その迫力とは裏腹にそれは存外に見切りやすい。 その大きさゆえの初動の遅れ/その重さゆえの二撃目/斬り返しの遅れ。 ――容易にかわすことが出来る。 加えて、先の模擬戦において愛剣/レヴァンティンを持つ彼女との対峙。 それと比べれば、遜色は明らか。 隙を見つけ、そこに蹴りを入れ、更に怯んだ隙に起動したARMSの腕を叩き込む。 しかし、流石はシグナムといったところか――致命傷は避ける。 そこに驚きはないが、一つに気にかかる点――ARMSを起動した瞬間、シグナムが見せた表情/驚愕/戸惑い ――そこに生まれる疑問。 「本当に俺を知らないのか?」 返答は沈黙――恐らくは肯定を意味。 より詳しい情報を望むが、今の彼女からそれを得るのは難しいだろう。 それならば情報は惜しいが、他の管理局員に被害が及ぶ前にシグナムを殺すことが得策か。 滲み出たその殺意に呼応するように、彼女は剣を手に襲い掛かる。 だが、それは無意味。 シグナムの能力/戦い方は既に知っている。 反対にシグナムはアレックス/シルバー/ARMSの能力/戦い方を知らない。 それは戦闘における一つ一つの判断速度に差をもたらし、時間の経過と共に二人の優劣をより明らかにしていく。 そして再びシグナム身に刻まれるARMSの爪痕――出血と共に堪らず片膝をつく。 それを悠然と見据え、左腕に力を込め、ブリューナクの槍/荷電粒子砲の発射態勢に入る。 しかし、心に感じる躊躇い――眼前にいるのは間違いなくシグナム/管理局員。 故に確認のために最後に問う。 「お前は管理局員ではないのだな?」 シグナムは瞑目し、その答えを考える。 騎士としての矜持/命の重さ/使命感を天秤に載せながら……。 そして紡がれる言葉。 「……お前ほど強さを持っているものと出会っていれば、覚えている。 出来ればレヴァンティンを持って、お前と戦いたかったがな……」 答えは否定――それならば容赦する必要はない。 細められるシグナムの双眸からは、諦観とも取れる言葉とは反対に、折れることのない意志が見受けられる。 だが、それがどうしたことか。 ブリューナクの槍/焦点温度数万度――触れずとも、その熱と衝撃の余波だけで殺害は可能――必死は免れられない。 だが、光の槍はARMSからは放たれず、代わりに横合いから女性の甲高い声と共に 幾つもの固まりとなった光弾がアレックスに襲い掛かる。 「クロスファイヤー、シュートォッ!」 舌打ち一つ/発射プロセスを中断――急いで被弾圏内から離れる。 しかし誘導制御を受けた高密度の魔法弾にその対処法は無意味――距離を取って尚、威力を損なうことはなく、対象を狙う。 仕方なくARMSの腕を盾代わりに使用――衝撃と共に訪れる倦怠感/疲労/非殺傷設定の魔力弾の効果。 その射手は橙色の髪/ツインテール/手に持つ銃/機動六課スターズ03/ティアナ・ランスター。 彼女はこちらに銃を向けながらシグナムとの間に立った。 ■ 「大丈夫ですか?シグナム副隊長?」 支給されたデバイス、アンカーガンを油断なく構えながら、 シグナムのもとに歩み寄る。 「……ああ、すまん……助かった」 その一言は決死の覚悟で舞台に降り立ったティアナの心を沸き立たせ、喜ばせた。 シグナムを圧倒する存在。その前では間違いなく自分の実力などたかが知れている。 もしかしたら、シグナムの助けになるどころか、足手まといになってしまうかもしれない。 そういった不安は六課での経験、執務官補佐としての働きを経て尚、感じるものだった。 だけど、現状は予断を許さない。 その緊迫した状況は大切な仲間を失いたくないという一念により軽挙とも言われる行動に移させた。 私の行動は余計なものだったかもしれない――シグナムの元に近づきながらも、感じる僅かな不安。 だけど、それを綺麗に取り払ってくれるかのようにかけられる感謝の言葉。 自分の行動は正しかったのだ。 ――知らず知らずの内に頬が緩んでしまう。 とはいえ、いつまでも喜悦に浸り、油断をしている暇などはない。 表情に緊張を与え、アンカーガンを握る手に力を込める。 2対1になったからといって、相手が大人しくなる理由にはならない。 「私は時空管理局執務官補佐、ティアナ・ランスター。あなたを傷害及び殺人未遂の現行犯で逮捕します」 ハラオウン執務官の元で働き、身についた口上。 犯罪者に対して、ましてこの状況において、どの程度効果があるかもしれないけれど、 ある程度は脅しになる――そう思っての行動。 だけど、返ってきた彼の言葉は余りに予想とはかけはなれたものだった。 「俺は時空管理局機動六課所属、アレックスだ。このゲームには乗っていない」 耳に届けられる言葉は余りに馬鹿げたものだった。 よりにもよって自分がかつて所属し、既に解散してしまった部隊名を名乗りあげる。 その明白すぎる嘘は、思わず笑ってしまいたくなるものだった。 だけど、その滑稽な嘘に不思議と笑いは込み上げてこなかった。 代わりに感じたのは、かつてないほどの怒り。 犯罪者が、それも今、目の前で尊敬すべきシグナム副隊長の命を奪おうとしたものが、 自分が信じた正義を体現し、尊敬と愛着を感じていた部隊の名を騙る。 それは自分の過ごした思いを汚し、自分が築き上げた大切なもの全てを侮辱するようなものだった。 故に相手がどんなに自分を超える強さをもっていても、それは決して許せるものではない。 「ふざけんじゃないわよっ!!あんたなんかにっ……!」 我先にと口から飛び出す怒号。彼にぶつけられる怒りの言葉。 だけど最後までそれを吐き出す前に、中断を余儀なくされる。 胸に違和感――そこには何故かシグナムが持っていた剣が生えていた。 「……な……ん……?」 さっきまでの勢いが嘘のように言葉が生み出せない――何故だろう? だけど、言葉の意が伝わったのか、後ろにいるシグナムは答えてくれた。 「すまない……主のためだ」 耳に入る言葉に何故か納得。 意味が分からないが、彼女がここまですることなら仕方ないことなのかもしれない。 だけど、胸を貫く剣を見つめていても、何故か死の実感は湧かなかった。 胸に痛みはない――それが原因かもしれない。 そして、自分の気持ちを裏付けるもう一つの理由 《やっぱりシグナム副隊長が人を殺すなんて出来ないよね》 そう考えて安心 ――六課で過ごしたみんなとの日々が走馬灯のように映し出され、 その辛くとも楽しかった思い出が自分の考えにまた保証を加える。 やはり自分が感じた死の懸念は間違い。 シグナム副隊長に殺されたかと思ったなんて話したら、また彼女に殴られてしまうかもしれない。 そんな未来を思い浮かべて、ほんの少しの微笑を漏らす。 そして振り向き一瞬でもシグナム副隊長を疑ったことを謝ろうとするが、何故か身体が動かない。 彼女に殴られるという恐怖により身体が竦んでしまったのだろうか。 こんなことを知られたら、スバルはおろかエリオやキャロにまで笑われてしまうかもしれない。 そんな未来はごめんごうむりたい。 だから身体が動けるようにと、気を引き締め、 更に深呼吸をして身体を落ち着けてみようとするが、何故か息を吸うことができない。 代わりに自分でも驚くくらいの血を口から吐き出される。 《あれ?何で?》 心に浮かぶ疑問。それに対しての答えを思い浮かべようとするが、 内臓が擦れるこそばゆい感触――剣が引き抜かれていく感覚がそれを邪魔をする。 《何なのよ、こんな時に!》 思わず悪態を吐く。 人が必死になって考えようとしている時に、横槍を入れてくるのはスバルに決まっている。 また彼女が暇を持て余して、私のところにやってきたんだろう。 全く傍迷惑な子だ。 いい加減きつく言ってやらなければいけないかもしれない。 そう思いはするが、目に映るのはスバルではなく、近づいてくる地面の姿。 訳が分からない。取り合えず、受け身を取ろうと手を伸ばそうとするが、その暇もなく顔から着地。 痛い、と心の中で叫ぼうとするが、痛みなどなかった。 何なのだろう。状況に理解が及びつかない。 ひょっとしたら、夢を見ているのかもしれない。 この所、訓練づけだったし、疲れがたまっていたのだろう。そのせいかもしれない。 そういえばスバルにも早朝に、深夜にと、訓練をつき合わせてしまった。彼女もきっと疲れていることだろう。 今度の休みの日に、訓練のお礼として、いつものお店でアイスクリームでも奢ってやるとするか。 そうすればきっとスバルのことだ。喜んでくれるに違いない。 それにこんなに訓練ばっかしていたら、またなのはさんに怒られてしまう。 あの時は怖かったなぁ。まあ、でも自分が悪かったのだし、仕方ないか。 だけど、あれがきっかけでなのはさんともっと深く知リあえて仲良くなった。 情けなくはあるけれど、私の大切な掛け替えのない思い出……。 でも、何か変だなぁ。なのはさんに怒られたのは無茶な訓練して、模擬戦をやった後で、今じゃない。 あれ…………?今っていつだ? なのはさんに怒られて…………そう、ゆりかごでJS事件の決着がついて、それから六課が解散して……、 確か……フェイトさんの……補佐として働いていたはず。 その後は……八神特別捜査官に……呼び出されて、久しぶりに……えーと、六課の終結と喜んで…………それから……なんだっけ? ……ダメだ……。今は眠い。考えがうまく纏まらない……。 今日はゆっくり寝て、また明日考えることにしよう…………。 時間はまだたくさんある…………………………………………………………………………………………………………。 【ティアナ・ランスター@リリカル遊戯王GX 死亡】 ■ 現れたのは同じ機動六課メンバー/ティアナ・ランスター。 同じ管理局員と思った以上に早く会えるというのは好都合だが、状況が芳しくない。 恐らくシグナムと対峙している自分を敵と誤認。 また入局して浅い自分よりかはシグナムの方が信頼がある――それは自明。 ――故に誤解による戦闘を避けるために、ARMSを解除し、彼女に伝える。 「俺は時空管理局機動六課所属、アレックスだ。このゲームには乗っていない」 だがこの言葉を受けて、彼女の顔は怒りに染まる。 「ふざけんじゃないわよっ!!あんたなんかにっ……!」 言葉の中断――彼女の胸に刺さるシグナムのバスターソード それと共にもたらされる結論――ランスター二等陸士の死 「すまない……主のためだ」 微かに届けられるシグナムの言葉を思考。 今までの彼女の言動を思い返し、主と呼称していた人物を思い出す。 ――そして導き出す答え。 「……八神はやてのためか?」 この返答も沈黙。 だが、険しさを増す彼女の瞳は紛れもない肯定を示す。 動機が分かれば説得の道筋は立てやすい。彼女の行動を改めることが出来るかもしれない。 しかし、同時に疑問/自分にそれが可能か? 八神はやてとの付き合いの浅い自分に彼女を語る資格はない。 それにシグナムはもう仲間であり、部下であったランスター二等陸士を殺した。 後戻りは出来ないだろう。 ――故に説得ではなく、自分の認める強者としての会話を続ける。 「……何故殺した?」 幾重にも意味を込めた質問。 「……愚問だな。元より主以外は全て殺すつもりでいた。それが守護騎士である私の役目だ。 私の躊躇いや逡巡によって、主に危険が及ぶことは避けねばならない。 相手がお前のようなものやこの女のような管理局員であるというのならば、事は尚更だ。 主の命に比べれば、私の騎士としての誇りなど、何と軽いことか……」 饒舌とも言える回答/ランスター二等陸士の支給品を確認するための時間稼ぎ/阻止は可能 ――だが、彼女の言葉/思いの方が気になる。 言い終えると同時にシグナムはティアナが持っていたバッグから新たな刀を取り出す。 そしてその剣先をこちらに向け、不敵に笑う。 「レヴァンティンとはいかなかったが、これならお前にも遅れをとることはないだろう」 バスターソードと同じく規格外の武器。 しかし、それよりは彼女に馴染む剣/長大な日本刀 状況は最悪/仲間の死/仲間との戦闘 だが、目の前の彼女との闘いに喜ぶ自分がいる。 それを意識しながら再びARMS/マッドハッターを起動。 「いいだろう。俺もお前とは決着をつけたいと思っていたところだ」 【1日目 深夜】 【現在地 F-3】 【アレックス@ARMSクロス『シルバー』】 【状態】健康 、疲労(小) 【装備】なし 【道具】支給品一式、はやての車@魔法少女リリカルなのはStrikerS、サバイブ"烈火"のカード@仮面ライダーリリカル龍騎、 ラウズカード(ハートのJ、Q、K)@魔法少女リリカルなのは マスカレード 【思考】 基本 この殺し合いを管理局の勝利という形で終わらせる 1.シグナムの排除 2.1の後、機動六課隊舎へ向かう 3.六課メンバーとの合流 4.キース・レッドの首輪の破壊 【備考】 ※シグナムに多少の違和感を覚えています ※キース・レッド、管理局員以外の生死には余り興味がありません 【シグナム@魔法少女リリカルなのはA s】 【状態】疲労(小)、胸に裂傷(我慢できる痛みです) 【装備】正宗@魔法少女リリカルなのはStrikerS 片翼の天使 【道具】支給品一式×2、バスターソード@魔法少女リリカルなのはStrikerS 片翼の天使、ランダム支給品0~3個 【思考】 基本 はやてを優勝させるため、全ての敵を排除する 1.アレックスの排除 2.はやてとの合流 3.ヴォルケンリッターの仲間達との合流 【備考】 ※アレックスとティアナとのやり取りに多少の違和感を覚えていますが、さして重大なこととは思っていません 【支給品情報】 ※アンカーガン@魔法少女リリカルなのはStrikerSはF-3にあるティアナの死体が手にしています Back 柊つかさは殺し合いの夢を見るか? 時系列順で読む Next SWORD DANCER meet TYPOON Back 柊つかさは殺し合いの夢を見るか? 投下順で読む Next アイズ GAME START アレックス Next 舞い降りた翼 Back Wolkenritter シグナム Next 舞い降りた翼 GAME START ティアナ・ランスター GAME OVER
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冥府魔道 ――月蝕・第二章(後編) ◆9L.gxDzakI 「正宗を抜いておくべきだったな」 眼前のセフィロスが口にしたのは、字面通りの刀剣の名前なのだろうか。 薔薇を象った紫の太刀筋は、はやてを切り裂くには至らず、シャマルを傷つけたのみに留まる。 妖艶に輝く魔性の刃を、赤き鮮血がつぅっと伝った。 「はや、て……ちゃ……?」 困惑も露わなシャマルの声。驚愕も露わなシャマルの顔。 制服の胸元は瞬きの間に断ち切られ、豊かな谷間が外気に晒されている。 されど、よほどマニアックな男でもない限り、それに欲情することはないだろう。 風の癒し手の豊満なスタイルには、もはやその本来の魅力は宿されていない。 真一文字の刀傷は、深々と血肉を引き裂いていた。 一直線に引かれた真紅のラインから、どくどくと赤い蜜がしたたっていた。 その痛みさえも、既にシャマルの意識からは、驚愕によって押しやられているらしい。 「……何の真似や」 そのシャマルの驚愕さえも、意に介さぬ冷徹な声だった。 淡々とした口調と鋭い眼光。 家族を盾にするという凶行への弁明など、更々する気もなさそうな態度と共に、八神はやては問いかける。 仲間であるはずのこの自分に、いきなり刃を抜いたセフィロスへと。 「お前が下手な真似をしなければ、寸前で剣を止めるはずだった」 淡々と。 仲間を切り捨てるという凶行への弁明など、やはり更々する気などないといった態度で。 無感情なポーカーフェイスが、低い声で言葉を紡ぐ。 「そうしてお前の真偽を確かめるつもりだったが……もはやその必要もなくなった」 流水のごとき青の光。 シャマルの方へと向けられる魔性の視線。 主に裏切られ盾とされた、哀れな従者の姿を見やる。 どくどくと流れる血液が、管理局の制服を赤黒く染めた。 「私の知る八神はやてとは、愚直なまでのお人よしだ。 何がきっかけなのかは知らんが、他者を利用し陥れることを嫌い、他者を切り捨てることを嫌い…… ……たとえ自分が傷つこうとも、その目に映るもの全てを、その手で守り抜こうとしていた」 それはあるべきはやての姿。 かつてはやてであったもの。 父と母と足の自由を失い、孤独に生きてきた過去と。 夜天の書の新たな主となり、愛すべき家族と出会った誕生日の夜と。 嘆きと闘争の果てに出会った、銀髪と黒装束の悲しき娘と。 出会ったばかりの5人目の家族との、あまりにも早すぎた聖夜の別れ。 だからかつてのはやてはその道を選んだ。 自分と同じ悲しみは、誰にも味わわせたくはないと願った。 故に時空管理局へと入局し、命を守る者とならんとした。 嗚呼、されど。 最後の夜天の主の心には、今や根深き影が巣食ってしまった。 もう二度と失いたくないと思った大切なもの。 白熱の閃光を纏う漆黒の魔獣。 怪獣王ゴジラへの報復を果たすために――愛する家族を取り戻さんとするために。 歪んだ愛は憎しみへと変容し、八神はやてを鬼へと変えた。 復讐のため、一切の良心を捨て去った姿に。 修羅をも食らう羅刹となり、屍の山を築き上げる姿に。 かつての面影は、どこにもない。 故に。 自らと同類であるが故に。 同じでなかったはずのものが、同じ闇へと堕ちたが故に。 「お前は――『八神はやて』ではない」 片翼の天使は、静かに言い放った。 くわ、と瞠目する夜天の主。 冷徹さを貫いていたその表情に、微かな感情の揺らぎが宿る。 両の肩がわなないた。握られた右手がほどかれた。 支えを失ったシャマルの身体が、ごろりと無造作に床に転がる。 「……随分と勝手な言い草やな……」 それは刹那の間であったか。 それは永劫の間であったか。 やがて口を開いたはやての、双眸が細く引き絞られていく。 そこに宿されていたものは、先ほどまでの平静ではなく。 ぐっと奥底に噛み締められた、しかし誤魔化しようのない鋭き怒り。 「確かに私は変わった。変わらなければならんかった。 せやけどそれは、好きで選んだ道やない。たとえそれが冥府魔道であろうとも、それ以外に選べる道なんてなかったからや……」 嗚呼、確かにそれは認めよう。 八神はやては確かに変わった。 大切な家族を取り戻すために、手段を選ぶことをやめた。 数多の怪獣達を蹂躙し、惨たらしくその尊厳を陵辱し、心無き操り人形へと変えた。 そうまでしてでも、取り戻したかった。 血の赤にべっとりと染まったこの顔に、かつての笑顔は浮かばない。 死の赤にべっとりと染まったこの心に、かつての優しさは今はない。 だが、それでも。 それは八神はやてを捨てるための変化ではない。 それは八神はやてに戻るための変化に過ぎない。 何物にも変えがたき半身を奪い返し、かつての日常を取り戻すための戦いだ。 「何も知らんお前に……そないなことを言われとうない……!」 一度外道に堕ちた者は、二度と正道には戻れないのか。 血と骨で築かれた外道の仮面は、二度と剥がれることはないのか。 八神はやてを捨てた者は、八神はやてには戻れないのか。 そんなことは認めない。 そんなことを決めつける権利は、誰にもありはしない。 お前のような殺人者に、それを決めつける資格などない。 「私は私や! どんなに腐って汚れようとも、他の何者でもない『八神はやて』や! たった1つ残された私の存在……あの子らが身を挺して守った私の存在……誰にも否定なんてさせへんッ!!」 怒りと殺意の滲む声で。 右手を己の胸に突いて。 遂にはやては絶叫した。 冷徹な仮面の下に宿る激情を、漆黒の魔剣士へとぶちまけた。 言い終えると同時に身を翻す。 背中に負ったデイパックの肩紐を掴み、強引に己が身より引き剥がす。 びゅん。 フルスイングで、投擲。 ばりん。 鳴り響いたのはガラスの音。 烈音と共に打ち砕かれたのは、席のすぐ横に張られた窓ガラスだ。 店外へ弾き出された鞄を追うように、ソファー状の席を駆け上がる。 窓枠へと片足をかけたはやては、そこで再びセフィロスを睨んだ。 「生憎と、私の手元には接近戦用の武器しかない……お前と戦ったところで、命の保障がないんは分かっとる……」 一太刀で分かる。相手は剣術系の接近戦型だ。 素人目だが、恐らく攻撃速度はシグナムと互角。 いかにデルタギアがあるとはいえ、ろくに技術や経験のない格闘戦を挑むには分が悪い。 故にここは逃走を選ぶ。 たとえみっともない選択だとしても、次に確実に打ち倒すために、今はあえて背中を向ける。 「せやけどな……」 ああ、認めよう。確かにこれは自分のミスだ。 相手の残虐性を読みきれなかったが故に、こんな結果を迎えてしまった。 自分の正体を確かめるために、わざわざ刃まで向けるような相手であったことを読みきれなかった。 だが、このままでは終わらない。 絶対にただでは終わってやらない。 「次に会うときは必ず殺す! お前は私の手で、絶対にブチ殺したるッ!!」 憤怒と憎悪に歪んだ顔で。 セフィロスを指差すはやての形相に、やはりかつての面影はなかった。 ◆ 「――逃げるで、クアットロ!」 ばりんとガラスの音が鳴った後、クアットロの元に現れたはやては、何故か店の裏側からやって来た。 「ど、どうしたんですか急に……セフィロスの説得は……?」 「失敗した! アイツの思考を読みきれんかった私の落ち度や……早いとこ逃げんと殺される!」 片手に掴んでいたデイパックを背負いながら、眼前で早口で捲くし立てるはやて。 軽く取り乱してみせたクアットロだったが、実際にはこの返答の予想も、ある程度ついていた。 何せわざわざ窓ガラスから脱出してきたのだ。何らかの緊急事態でない方がおかしい。 故に内心では冷静に、駆け出すはやての後へと続く。 相手の油断を誘うため、わざと驚いた顔をしながら。 「に、逃げるってどこへ?」 「東の橋や! このままスマートブレインに直行する!」 「あっ……そういえば、シャマル先生は!?」 「アイツにやられた! もう助からん!」 「っ……そんな……!」 驚愕と悲嘆の表情を作った。 わざとそのように装った。 自分の語った設定上では、彼女は更生した自分を支えてくれた恩人だ。 故に敬愛するシャマル先生の死を嘆き悲しむかのように、わざと泣きそうな顔を演出する。 「ぼさっとしとったらあかん! 追いつかれたら、シャマルの犠牲まで無駄になる!」 叱咤するはやての声は力強い。 本来なら大切な人間であるはずのシャマルを喪ってなお、その声には覇気が残されている。 冷酷なまでの余裕。 これがクアットロ自身であればまだ納得がいった。 だが相手は、本来お人よしであるはずの八神はやてだ。 そもそも彼女が自分の知る彼女ならば、シャマルを見捨てて逃げたりはせず、無謀な戦いにも身を投じたはずだった。 やはり異なる世界のはやてには、人格形成の上で何らかの変化があったのか。 これまで抱いていた疑念が、更にその色を濃くしていく。 (適度に甘ちゃんが抜けて魅力的になったのは確かだけど……) 共に戦うというのなら、喜ばしい変化だ。 この八神はやてならば、余計な情に流されることなく、現状のように常に生き残ることを優先して行動するだろう。 だが。 その一方で、異なる感情を抱いたのもまた事実。 (……そろそろ切り時かしらね?) これでこいつの失態は二度目だ。 一度目はキングに騙された時。 そして今回、セフィロスに敵と認識されたのが二度目。 ヴィータにもセフィロスにも恨まれ、キングには殺人を犯したという証拠を握られた女。 「くそっ……なんでよその世界の私は、あんな危ない奴を仲間に引き入れたんや……!」 悪態をつくはやてを見やる。 彼女には敵が多すぎる。 改心した善人を装い、集団にもぐり込むことを目的とした自分には、いい加減邪魔な存在になってきたのではないか。 ならば近いうちに、手を切った方が得策ではないか。 エリアの境界を跨ぎ、廃墟と化した街並みへと踏み込んだ頃。 クアットロの脳内では、冷徹な思考が渦を巻いていた。 【1日目 日中】 【現在地 F-3】 【八神はやて(StS)@魔法少女リリカルなのはFINAL WARS】 【状態】健康、スマートブレイン社への興味 【装備】ツインブレイズ@魔法少女リリカルなのはStrikerS 【道具】支給品一式×3、スモーカー大佐のジャケット@小話メドレー、主要施設電話番号&アドレスメモ@オリジナル、 医務室で手に入れた薬品(消毒薬、鎮痛剤、解熱剤、包帯等)デルタギア一式@魔法少女リリカルなのは マスカレード、 デルタギアケース@魔法少女リリカルなのは マスカレード、カリムの教会服とパンティー@リリカルニコラス 【思考】 基本:プレシアの持っている技術を手に入れる。 1.スマートブレインに向かう。その道中でクアットロと情報交換を続ける。 2.ヴィータを戦力に加える。 3.クアットロを利用する(おかしな行動は絶対にさせない)。 4.ある程度時間が経ったらメールの返信を確かめる(多少遅くなっても良い)。 5.セフィロスを許さない。絶対に自分の手で殺す。 6.キングの危険性を他の参加者に伝え彼を排除する。もし自分が再会したならば確実に殺す。 7.首輪を解除出来る人&プレシア達に対抗する戦力の確保。 8.以上の道のりを邪魔する存在の排除。 【備考】 ※プレシアの持つ技術が時間と平行世界に干渉できるものだと考えています。 ※ヴィータ達守護騎士に優しくするのは自分の本当の家族に対する裏切りだと思っています。 ※キングはプレシアから殺し合いを促進させる役割を与えられていると考えています(同時に携帯にも何かあると思っています)。 ※ヴィータと戦う事になったのはキングが原因だと断定しました(その事を許すつもりはありません)。 ※自分の知り合いの殆どは違う世界から呼び出されていると考えています。 ※放送でのアリサ復活は嘘だと判断しました(現状プレシアに蘇生させる力はないと考えています)。 ※プレシアの目的はアリシア復活で、その為には普通の死ではなく殺し合いによる死が必要だと考えています。 ※プレシアには他にも協力者がいると考えています。 ※施設には何かしらの仕掛けが施されている可能性があると考えています。 ※キングのデイパックの中身を全て自分のデイパックに移して、キングのデイパックも折り畳んで自分のデイパックに入れています。 ※図書館のメールアドレスを把握しました。 ※シャマル、クアットロと情報交換しました。 ※クアットロは善人のふりをして自分を騙していると確信しました(ただし、ある程度利用出来るとは思っている)。 ※エネルは海楼石を恐れていると思っています。 ※放送の御褒美に釣られて殺し合いに乗った参加者を説得するつもりは全くありません。 ※この殺し合いにはタイムリミットが存在し、それが決して長いものではないという可能性に気付きました。 【クアットロ@魔法少女リリカルなのはStrikerS】 【状態】左腕負傷(簡単な処置済み)、脇腹に裂傷(掠り傷程度)、眼鏡無し、髪を下ろしている、キャロへの恐怖と屈辱 【装備】私立風芽丘学園の制服@魔法少女リリカルなのは、ウォルターの手袋@NANOSING、 血塗れの包丁@L change the world after story 【道具】支給品一式、クアットロの眼鏡、大量の小麦粉、セフィロスのメモ 【思考】 基本:この場から脱出する。 1.スマートブレインに向かう。その道中ではやてと情報交換を続ける。 2.はやての信頼を固めてとことん利用し尽くす。が、そろそろ切り時か……? 3.首輪や聖王の器の確保。 4.生きているフェイトが(StS)の方だった場合、接触は避ける。 5.ギルモンの分のキルスコアが活かせるよう、ボーナスの内容を考える。 【備考】 ※参加者は別々の世界・時間から連れて来られている可能性に至りました。 ※アンジールからアンジール及び彼が知り得る全ての情報を入手しました(ただし役に立ちそうもない情報は気に留めていません)。 ※アンジールの前では『アンジールの世界のクアットロ』のように振る舞う(本質的に変わりなし)。 ※基本的に改心した振りをする(だが時と場合によれば本性で対応する気です)。 ※デュエルゾンビの話は信じていますが、可能性の1つ程度にしか考えていません。 ※この殺し合いがデス・デュエルと似たもので、殺し合いの中で起こる戦いを通じ、首輪を介して何かを蒐集していると考えています。 ※デュエルモンスターズのカードとデュエルディスクがあればモンスターが召喚出来ると考えています。 ※地上本部地下にあるパソコンに気づいていません。 ※制限を大体把握しました。制限を発生させている装置は首輪か舞台内の何処かにあると考えています。 ※主催者の中にスカリエッティや邪悪な精霊(=ユベル)もいると考えており、他にも誰かいる可能性があると考えています。 ※優勝者への御褒美についての話は嘘、もしくは可能性は非常に低いと考えています。 ※キャロは味方に引き込めないと思っています。 ※シャマル、はやて(StS)と情報交換しました。 何が何だか分からなかった。 シャマルはただひたすらに混乱していた。 第二回目の放送が流れた時、読み上げられた4つの名前。 10年来の仲間と同志。 機動六課で知り合った部下。 この殺し合いの場で、共に戦うと誓った少年。 またしても、守れなかった。 シグナムやなのは達のみに留まらず、ザフィーラ達の命までも救えなかった。 悲哀と自責が胸中で渦巻き、精神の均衡が崩れ去っていく。 そこに現れたのがあの男。 銀髪と黒衣のあの男。 いきなり刃を向けられた。 いきなり胸元を切り裂かれた。 いきなりはやてに盾にされた。 いきなりはやてに使い捨てられた。 信じていた主の裏切りと、眼前に散った血液の花弁。 まともな思考力を奪い去るには、十分すぎる衝撃の連続。 ガラスの割れる音と共に、はやてが1人で逃げていく。 はやての姿が見えなくなると同時に、胸の激痛を知覚していく。 「く……ぁ……あぁぁ……っ」 呻きが上がった。 のた打ち回った。 焼け付くような傷の痛みと、気が抜けるような失血感。 このままではまずい。確実に死ぬ。出血多量で命を落とす。 急速に実感していく死の恐怖。 それをもたらすのは頭上の男。 死期を早めるのは銀髪の剣士。 無慈悲に。無情に。 見上げた先の漆黒の袖が、刃を掴んで振り上げられる。 あれを食らえば、今度こそ自分は死ぬだろう。 あれが刺されば、今度こそ自分という存在は消えるだろう。 「い……いや……いやぁ……」 そんなのは嫌だ。 死んでしまうのは嫌だ。 自分が消えてしまうのは嫌だ。 うっすらと目尻に浮かぶ透明な雫。 内腿をじわりと濡らす金色の液体。 どくどくと乳房の谷間を這う鮮血。 「た、すけ……て……たすけて……だれか……っ……」 死にたくない。 何が何でも死にたくない。 怖い。 怖い。 死ぬのが怖い。 誰でもいい。誰か私を助けてくれ。 高町なのは。 フェイト・T・ハラオウン。 ヴィータ。 ユーノ・スクライア。 スバル・ナカジマ。 キャロ・ル・ルシエ。 「はやてちゃん……」 か細い声でその名を呼ぶ。 消え入る声で主を呼ぶ。 されど、声に応える者はなく。 されど、この身はこれほどまでに孤独。 「たす、けて……はやてちゃん……」 どうして。 どうして誰も助けに来てくれない。 どうしてはやては自分を助けに来てくれない。 「はやて、ちゃん……」 信じていたのに。 愛していたのに。 愛してくれると言っていたのに。 たとえ世界が違っても、家族であることに変わりはないと言っていたのに。 「はや、て……ちゃ……」 なのに何故自分はこんなにも孤独だ。 何故こんなにも無様な姿を、たった独りで晒さなければいけない。 「わたし……」 嫌だ。 こんな結末を迎えるのは嫌だ。 死にたくない。 死にたくない。 死にたくない。 死にたくない。 死にたくない。 死にたくない。 死にたくない。 死にたくない。 死にたくない。 死にたくない。 死にたくない。 「しに、たく……な……」 ぐさり。 ◆ 湖の騎士の心臓は、はたとその鼓動を停止させた。 左胸を一直線に貫いた刺し傷からは、とめどなく血液が流れ出している。 横薙ぎに切り払った傷痕と合わされば、さながら不恰好な十字のようだ。 弔いのような。 呪いのような。 死と鉄の臭いの漂う湖に浮かんだ屍へと、深々と刻み込まれたブラッディ・クロス。 血溜まりに仰向けに横たわるシャマルだった亡骸を、セフィロスは静かに見下ろしていた。 シャマルは死んだ。 風の癒し手はこの手で殺した。 血と涙と小水にまみれた無様な死体を、たった今この手とこの刃で生み出したのだ。 決定的とも言える殺人を。 ヴィータの時には未遂に終わった仲間殺しを。 かつての仲間達との明確な決別の証を、遂にこの翠屋に刻みつけたのだ。 「………」 僅かに、額に皺が寄る。 微かに、顔がしかめられる。 ざく、と。 乱暴に叩きつけられた憑神刀(マハ)の切っ先が、木製の床へと突き刺さった。 てらてらと輝く赤黒い血が、魔性の凶器を染め上げていく。 (まだ悔やむか) 自問した。 ほんの僅かに揺らぎを浮かべる、己自身の形相へと。 ほぼ無表情でありながら、今にも泣き出しそうな気配を宿した相貌へと。 まだ痛むのか。 まだ苦しむのか。 八神はやてという形に、決別の刃を向けたことを。 八神はやてという形を、この手で明確に否定したことを。 ようやく見つけた居場所を手離し、仲間に牙を剥くことを。 いずれまた杯を交わそうと誓った、暖かな居場所を捨てたことを。 (今さら何を怖れている) 弱い心だ。 いつの間に自分はこんなにも腑抜けた。 そんなこと、今に始まったことではないではないか。 かつてニブルヘイムを訪れた自分が、迷いなく選び歩んだ道ではないか。 何を迷うことがある。 何を悔やむことがある。 剣を取れ。 前へ進め。 それ以外に道などない。 それ以外に救いなどない。 母なるジェノバの意志を貫く他に、この冷たき孤独の殻を破る術などない。 幾度となく胸の中繰り返し。 突き立てた切っ先を抜き放つ。 かつり、とブーツの音が鳴り、翠屋の店外へと足が向けられた。 からんころんという音と共に、扉を開いたその先には、既にはやて達の姿はない。 少しばかり間を空けすぎた。恐らく今から追いかけても、そう簡単には見つけられないだろう。 だが、扉越しに聞こえた口やかましいやり取りから、スマートブレインなる場所が目的地であることは分かっている。 ならば今すぐに見つけることはできずとも、時間をかけさえすれば、見つけること自体は難しくない。 やがて自分とあのはやての出来損ないは、再び相まみえることになるだろう。 そうなれば恐らく両者共に、出会った瞬間に殺し合う。 その時こそが、彼女の最期だ。 あのどこまでも八神はやてに近い姿をしながら、どこまでも八神はやてとかけ離れた女の最期の時だ。 今度は取り逃がしはしない。 確実に殺してみせる。 誰でもない己自身の、この手で。 【1日目 日中】 【現在地 F-2 翠屋玄関】 【セフィロス@魔法少女リリカルなのはStrikerS 片翼の天使】 【状態】疲労(中)、魔力消費大、全身にダメージ(小)、僅かな動揺、全身ずぶ濡れ、ジェノバ覚醒(ジェノバとしての思考) 【装備】憑神刀(マハ)@.hack//Lightning 【道具】支給品一式×2、トライアクセラー@仮面ライダークウガA’s ~おかえり~、 正宗@魔法少女リリカルなのはStrikerS 片翼の天使 【思考】 基本:全ての参加者を皆殺しにする。 1.はやて(StS)とクアットロを追って殺す。 2.今はまだアンジールは殺さない。ぎりぎりまで生かし、最高の痛みと苦しみを味わわせる。 3.はやて(StS)、アーカード、仮面ライダーの娘(=柊かがみ)、アレックスは優先的に殺す。 【備考】 ※身体にかかった制限を把握しました。 ※アレックス(殺し合いには乗っていないと判断)が制限を受けている事を把握しました。 ※参加者は別々の世界・時間から連れて来られている可能性に至りました。 ※トライアクセラーで起動するバイク(ビートチェイサー2000@仮面ライダークウガA’s ~おかえり~)は 立体駐車場に埋もれていると思っていますが、運転はできないので無理に探すつもりはありません。 ※「仮面ライダーリリカル龍騎」における仮面ライダーの情報を得ました。 ※デスゲームと仮面ライダーの殺し合いに関係があるのではないかと思っています。 ※アーカードの弱点が心臓である事を見破りました。 ※はやて(StS)を本物の「八神はやて」ではないと認識しました。 また、ヴィータもはやて(StS)を偽物のはやてと見なしている可能性が高いと思っています。 瞳孔の開いた虚ろな視線が、じっと天井を仰いでいる。 生命の光の宿らぬ瞳は、二度と安らかな眠りに閉じられることはない。 かくて喫茶店の店内には、たった1つの亡骸のみが残される。 シャマルの最大の不幸は、自分の持っていた支給品の効力を、最後まで確認できなかったことだろう。 具体的に言うならば、あのハネクリボーというカードだ。 遊城十代の相棒たるそのカードは、特殊効果を持ったモンスターだ。 それを発動することができたなら、セフィロスに浴びせられた攻撃を、少なくとも一度は無効化できたはずなのだ。 しかし、悲しいかなシャマルはそれを知らなかった。 ラッキーカードとなるべきそれは、かくして役立つことなく終わった。 あるいはその目でカードの精霊を知覚してもなお、玩具が武器として使えるという非常識な可能性を、信じきれなかったのかもしれない。 いずれにせよ、彼女はここで命を落とした。 心優しき風の癒し手は、二度と微笑むことはない。 銀幕芝居の綴り手に利用され、堕ちた夜天の主に見捨てられ。 しかしそれらを自覚することもかなわず。 誰からも助けられることなく、極大の死の恐怖の中、孤独にその生涯を終えたのだ。 そう。 どれほどもしもを重ねても、そこにさしたる意味はない。 意味を持つのは事実だけだ。 シャマルが命を落としたという事実。 セフィロスがはやてと敵対したという事実。 それがこの場に残された、たった2つの価値ある真実。 かくして月は闇へと沈んだ。 湖の騎士の命を贄とし、今ここに完全なる月蝕は成った。 銀月の魔剣士の気高き心は、今や朔よりも暗き深淵の中。 全ての良心としがらみを捨て去り、かつて星の破壊者として怖れられた堕天使へと、完全に戻ってしまったのだ。 英雄と謳われた人間・セフィロスは。 今はもう、どこにもいない。 【シャマル@魔法少女リリカルなのはStrikerS 死亡】 【残り37人】 ※F-2の翠屋店内に、シャマルのデイパックが放置されています。 Back 冥府魔道 ――月蝕・第二章(前編) 時系列順で読む Next Barrier Jacket & Guns 投下順で読む Next Barrier Jacket & Guns 八神はやて Next 銀色クアットロ(前編) シャマル GAME OVER クアットロ Next 銀色クアットロ(前編) セフィロス Next バトルはやて
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→参照 →参照 出典:魔法少女リリカルなのは 膨大な魔力を持つ魔法少女。 魔王とは別でこちらは基本的に善人、 回避能力は低い。 通称:白なのは。 もちろん胸はない。
https://w.atwiki.jp/nanoharow/pages/138.html
それは最悪の始まりなの ◆UOleKa/vQo 「……のは、なのは!」 「ふぇ……クロノ君……?」 暗い室内、栗色の髪を二つに括った少女が知り合いの呼びかけに目を覚ます。 周囲を見回してみるが明かりがほとんどなく、状況がまったくわからない。 イスに座らされているようだが、辛うじてすぐ隣にいたクロノの姿を確認できるだけだ。 とにかく側に行こうと考え—— 「え……バインド!?」 身動きが取れず、自分の体がバインドによってイスに縛りつけられていることに気づく。 慌ててそれを破ろうと強引に魔力を込めるが、そのバインドはなのはの魔力を受けてもビクともしない。 「落ち着くんだ、これはただのバインドじゃない。さっきから解除を試みているがどうにもならない」 「だ、だけど、クロノ君でも解けないなんて……」 困惑しながら言葉を続けようとするなのはを遮るように、前方の一人分程度の空間がスポットライトが当てられたかのように明るくなる。 そこに立っていた人物に目を向け、二人は目を見開く。 「「プレシア……!?」」 「「母さん!?」」 部屋のあちこちからいくつもの声が重なる。 その中に、決して重なる訳がないはずの言葉が重なったことになのはは気づく。 「フェイトちゃん……? でも、何で……」 「静かにしてもらえるかしら」 ざわつく部屋の中でプレシアは言うが、その程度でこの混乱が止まるはずもない。 溜息を吐きながら手を一振りした途端、なのは達の首にかけられていたバインドが絞まりだす。 『っ……』 強制的に黙らされ、意識が飛びそうになる直前に解放される。 「状況は理解できたかしら? あなたたちは私に逆らうことはできない」 抵抗したかったが、この状態ではプレシアを睨みつけることしかできない。 その様子を見ながら、プレシアは言葉を続ける。 「これから、あなた達に殺し合いをしてもらうわ」 ——時が止まる。 彼女を知らない者は、あまりにも突拍子もない内容に頭がついていかなかったため。 彼女を知っている者は、その言葉が決してふざけて言われていることではないと理解したため。 「これから会場へあなた達を転移させる、そこで最後の一人になるまで殺し合いなさい。 力の無い者にもチャンスをあげる、あなたたちの武装は全て解除して、こちらで用意したいくつかの道具と混ぜてランダムで支給するわ、精々あがきなさい。 それからあなた達に付けているその首輪」 そこでようやく自分の首に何か巻かれているような違和感に気づく。 「全員で逃げ回られても困るわ、24時間一人も死ななければその首輪に仕掛けた爆弾を爆発させる。 それから6時間毎にそれまでに死んだ者の名前と、禁止エリアを伝えるわ。その禁止エリアに入っても首輪は爆発する」 「——っざけんじゃないわよ!」 淡々と告げていくプレシアを、少女の声が遮った。 プレシアがそちらへ目を向けると、先ほどと同じように光が灯り少女の姿を照らし出す。 「アリサちゃん!?」 「なのは!? あんたもいたの!?」 ——少し誤解を招いているかもしれないので補足しておこう。 いま少女の……大学生ほどの彼女の名前を呼んだのはクロノと会話していたなのはではない。 彼女は見知らぬ自分の親友と同じ名前である女性から、自分の名前が出てきたことにきょとんとしている。 しかも、彼女とその名前を呼んだ声は不自然なまでに自分とその親友にそっくりだ、偶然の一致と言うにはあまりにも出来過ぎている。 「なのは、何黙って聞いてるのよ! そこのオバサン! さっきから聞いてりゃ好き勝手言って! 殺し合い!? ふざけんじゃないわよ!」 「だ、ダメ、アリサ、刺激しないで……」 「って、フェイトもいるの!? 頭きた! さっさとこの変なの解いて帰しなさいよ!」 またも親友と同じ名前、声の人物の登場になのはは更に混乱する。 隣のクロノも困惑した表情でこちらを見ていて、ただの聞き間違えという思考の逃げ道を塞いでいる。 理解できないこの状況に思考が停止し始め……唐突に起きた爆発音によって我に返る。 何が起きたのか、その音の方向へと目を向け—— 『———————っ!?』 「アリサちゃん!? アリサちゃん!!!」 何重もの悲鳴が上がり、先ほどのなのはと同じ声の持ち主が必死にアリサへと呼びかける。 だが、その呼びかけへの返答はない。 首から上を爆破された人間に、返事を返せるはずがなかった。 「母さん! 何で……何でアリサを!!」 「判ったかしら、さっき言った条件を満たしたらこうなる……生き延びたければ、最後の一人になるしかないのよ」 フェイトの声が聞こえるが、それを無視してプレシアは喋り続ける。 どうしてこうも冷静なのか、人を殺した直後だというのに表情一つ変えないプレシアになのはは背筋を凍らせる。 未だにやまない悲鳴の中、プレシアが手を振りかざすと同時になのは達の足元に魔方陣が展開される。 「転移魔法!?」 「さぁ、デスゲームの始まりよ」 【一日目 AM0 00】 バトルロワイアル 開始 【アリサ・バニングス@魔法少女リリカルなのはStrikerS 死亡】 主催 【プレシア・テスタロッサ@魔法少女リリカルなのは】 GAME START 時系列順で読む Next Wolkenritter GAME START 投下順で読む Next 少女の泣く頃に〜神流し編〜 GAME START 高町なのは(A s) Next 悪魔とテロリスト GAME START クロノ・ハラオウン Next 勇気の選択 GAME START プレシア・テスタロッサ Next パンドラの箱、もしくは始まりの唄 アリサ・バニングス Next 第一回放送
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CV:水橋かおり 初出:魔法少女リリカルなのは(一期) 防御力 高い Lv3スキル アクセルカットダウンLv3 シングル解放条件 SEQUENCE2で2戦以上使用 なのはに魔法との出会いを与えた人物にして結界魔導師。使用キャラとしては今回が初参戦。 特殊な突進技や発射型バインド、射程無限のバインド型バーストトリガーなど、個性的な性能の持ち主。 アクセルでの消費MPが少なく、標準キャラの半分の消費で済む。 ロングレンジ魔法 魔法名 解説 □ シュートバレット 射撃魔法 □(長押し) シュートバレット 射撃魔法。 △ プロテクションスマッシュ バリアを張って体当たりする △(長押し) プロテクションスマッシュ バリアを張って体当たりする ○ チェーンバインド 前方にチェーンを伸ばし、相手を拘束 ○(長押し) チェーンアンカー チェーンで相手を拘束後、自分が接近する □:シュートバレット 通常 1hit 5.75% 「シュート!」 長押し 2hit 10.92% 「シュート!」 誘導弾を発射する。 誘導弾といっても実際は「申し訳程度に曲がってくれる」というレベルで、距離によっては横移動だけでも避けられる。 回避された後も少しの間相手の周りを旋回するが、なのはのアクセルシューターの様な、回避後に前進してきた相手の背中に刺さる程の誘導はしない。 射撃判定で撃つ弾数も少ないため、撃ち合いでは相手を問わず一方的に負けてしまう。比較的隙が目立つ印象もある。 通常版 単発。 モーションが小さいので、牽制に比較的向いている。 前述の通り簡単に撃ち負けるので、相手の攻撃が来ないところを見計らって撃っていきたい。 長押し版 2発連続で打ち出す。1射目と2射目の両方でMPを消費。 1発ずつを2回の挙動で撃つため、隙が大きい。通常版以上に打ち合いには向かない。 クロスレンジの□□からの追撃に使うのが妥当な運用法。素早く繋げば相手が受身可能になる前に当てられるため、安定したダメージを取れる。 チェーンバインドの追撃にも。 △:プロテクションスマッシュ 通常 1hit 5.75% 15m 「はあっ!」 長押し 5hit 15.75% 26m 「はああっ!」 バリアを張っての体当たり。ユーノの主力技であり生命線。 発動前に隙があるが、突進開始前まではガードやアクセルでキャンセル可能。 突進中は防御判定になっており、ロングレンジのほぼ全ての攻撃を無効化する。 なのはのハイペリオンスマッシャーだろうが砕け得ぬ闇のエターナルセイバーだろうが、問答無用で無効化して突撃出来る。 アルフのバリアブレイク・ストライクと衝突してもMPを削られず、一方的に押し勝てる。 バインドも無効。ただし、設置型バインドを消せる訳ではなく発動するので注意。場合によってはバリアの切れ際に当たる。 また、防御判定は前面に広いが後方には無く、アクセルシューターの様な誘導性の強い攻撃の場合は、通り過ぎた後に背中から当たる事もあるので過信は禁物。 命中後はアタックやキャッチ、EXアタックなどでの追撃が可能で、通常ガードされた後もユーノ側が有利。 防御判定は攻撃判定が発生するより前から現れ、そのお陰でロングレンジの射撃に対しても後出しで間に合う場面が多い。 ただし、防御効果は「ロングレンジの攻撃」に対するものなので、「攻撃判定発生前にクロスレンジに潜られると実質無防備」になってしまう。 クロスレンジに近い間合いでの特に長押し版は危険が伴う。 また、隙が小さいとはいえEXガードされると反撃確定。 MP消費点が早く消費も大きめなので、迂闊に撃つとMP収支で不利になりやすい。ロング魔法の出掛かりキャンセルを利用した誘いには注意。 ○:チェーンバインド/チェーンアンカー 通常 バインド - 17.65m 「チェーン!」 長押し バインド - - 「チェーンアンカー!」 前方に鎖を伸ばし、鎖に触れるとバインド効果が発生。ガード不能。 鎖は射撃魔法扱いで、相手の射撃魔法と相殺する(判定は消えるがエフェクトは残る)。判定があるのは鎖の先端のみ。 鎖の伸びるスピードは速いが、誘導が無く方向修正も甘いため当てにくい。 動作中はいつでもキャンセル可能だが、スタンダードなタイプのバインドと異なりキャンセルした時点でチェーンが消えてしまう。 連続技ではクロスレンジの□□から繋がるが、ダウン値の蓄積が非常に大きい(おそらく5)のがネック。 慣れない内は、基本的に封印して構わない。 通常版 発生が早く拘束時間が短い。 シュートバレットと同じく□□から繋ぐと相手が受身を取る前に当てられる。 キャンセルした時点で鎖が消える性質のため、成立前にキャンセルして追撃を狙いやすくする事が出来ない。 一方で、成立時にはキャンセルしてロングレンジ魔法を出せると言う特性を持つ。 15m以内くらいならシュートバレットで安定して追撃可能。 クロス際くらいの近距離なら成立 キャンセルからプロテクションスマッシュやアクセル アタックorキャッチも決まる。 長押し版 発生が遅くますます当てにくい。 拘束時間が長く、命中後に自分が相手の場所まで接近していく。 拘束後に接近している間はバインドの維持時間を消費しない。 クロスレンジ 基本コンボ □□ 5.60% 吹き飛ばし □△ 8.61% ノックバック □○ 9.38% 打ち上げ □□ 吹き飛ばし。 ヒットしてからキャンセルしてロングレンジ魔法に移るタイミングが非常に速いようで、LCAを使うと吹き飛ぶ相手にぴったり追従することが出来る。 ヒット数・MP回収率が低いのが難。 □△ ヒット後よろけで、3mくらいの距離に離れる。 アタックもキャッチも届かない距離で仕切りなおしになってしまうので、状況が良いとは言い難い。 クロスレンジの純粋な読み合いに自身があるのなら。 □○ 打ち上げ。 特殊技 種別 解説 威力 射程 効果 台詞 EXアタック 突進パンチ 7.58% 約4m ダウン 「シュート!」 キャッチ 魔法陣から鎖 9.66% 約2.6m ダウン 「ウェイブゲイザー!」 ブロック 魔法陣から攻撃 13.91% 近接攻撃 吹き飛ばし 「シールドバッシュ!」 EXアタック 3Hitする突進パンチ。アタックの2段目に繋ぐ事ができる。 キャッチ 足下前方に魔法陣をセットし、それに触れた相手をキャッチするという特殊な挙動をとるため、トラップ的な使い方ができる。 また、当たり判定が少しの間残留するので、クロスレンジで起き上がりに重ねる事も可能。 魔方陣だけに判定も大きく、起き上がり移動程度の軸移動なら吸える事も多い。 HIT数が多く(5HIT)、MPゲージ回復量が大きいという特徴がある。 ブロック こちらもヒット数が多く、相手を吹き飛ばす。 シュートバレットで追撃可能。 FDB「アレスターチェーン」 トリガー 射程 ヒット数 命中時威力 FD発動で吹き飛ばしてトリガー バインド 無限 3hit 40% 不可 トリガーがバインド型で射程無限。 クロスレンジでは○フィニッシュから繋がる。ロングレンジからも当てに行けるが威力は低め。 同じバインド型トリガーであるプレシアのものと比較して、当たり判定発生までに時間がかかる代わりに、効果範囲や相手の位置を追尾する性能で勝る。 その当たり判定の広さから、コンボにも組み込みやすい。 また、当たり判定の発生まで時間がかかるものの、判定が発生している時間も長いので置き攻めにも使いやすい。 しかし、まっすぐ前進移動を続けられると当たらず、硬直も当たり判定が消えてからも若干残る程長いため、闇雲に使うのは厳禁。 加えて、トリガーの途中でFD時間が切れた場合、そこでトリガーが消えてしまう。 途中で消えても硬直時間は変わらないので、トリガーを使う際には残り時間に気を配る事。上記の通り当たり判定が出るまで若干の時間を要するので、余裕をもって発動したい。 スキル考察 スキルの装備は個人のスタイルに寄る所が大きいので、参考程度に。 アクセルカットダウンLv3 ユーノが使えるレベル3スキル。 これを付けていると、ソニックフォームのフェイトを除く全キャラ中、アクセルのMP消費量が最小(最終戦使用のふぇいとと同じ)となる。 しかし、元より通常キャラの半分で済んでいる上にアクセルをそれほど多用するタイプのキャラ性能ではない事もあって、恩恵はあまり大きくない。 ロングレンジパワー 主力技であるプロテクションスマッシュが強化される事が最大の利点。 攻撃力が低めであるユーノの欠点を補うという意味では、クロスレンジパワーより優先して付けたい。 エアストライク ユーノのコンボはロングレンジ始動もクロスレンジ始動も共通して、ほぼ全てが初撃・2撃目以降を浮いてる相手に当て続けるものなので、コンボを多用する場合は相性がいい。 プロテクションスマッシュの強化にも繋がるなど利点は大きい。 ロングレンジパワーと組み合わせるとコンボの威力が随分と違ってくる。 ドライブローダー、ドライブストックプラス 通常火力が低めなユーノにとってFDBは貴重なダメージソースなので、使用出来る機会を増やす事は大きな戦力アップに繋がる。 特に「トリガーを距離に関係なく仕掛けられる」という利点は、仕掛ける機会が増えるほど脅威度を増す。 クロスレンジディフェンス 全般的に高威力なロングレンジ技を警戒したくなるが、プロテクションスマッシュがあるユーノの性質上、被弾が増えやすくなるのはどちらかと言うとクロスレンジなので、こちらの方が付けておいて損は無い。 比較的高い防御をさらに引き上げたい場合、ロングレンジディフェンス系より優先したい。 主な立ち回り 対CPU戦 プロテクションスマッシュがAI殺しであり、ロングレンジからの長押し版が面白い程よく当たる。 HIT後はクロスレンジなので、□□で追撃してコンボを繋げてもいい。 ガードされてもそのまま□□をガードさせてキャッチを入力すると、CUP側が勝手に間合いに入ってきて当たる。 また、CPUは受身をほぼ取らないので、FDBは□□からの追撃で当たる。只でさえ低めのダメージがさらに落ちるが。 対人戦 遠距離の撃ち合いは苦手なので中距離の牽制をからめつつ、プロテクションスマッシュで接近戦に持ち込むのが基本戦術。 発生の遅い射撃に合わせるのが基本だが、ガードされても有利なので発生の速い射撃を見越して早めに入力してもよい。 基本コンボは□・□・○タメ・□・□・△。ラグが多くて入力難の場合□・□・△の受け身狩りが有効。 近距離でダウンを取ったらリーチのあるキャッチを見せつつ、クロスとロングの境目で揺さぶりをかけよう。 CPU・対人に共通して、天敵はアインハルト。 生命線であるプロテクションスマッシュに対して「旋の構え・旋衝破」と「繋がれぬ拳」で見てから対応されてしまう。 しかもそのどちらで対応された場合でも、位置関係が相手の土俵であるクロスレンジとなる等、何かと不利になる要素が多い。 「ユーノ・スクライア」ページへのコメント 名前 コメント すべてのコメントを見る バーストトリガーだけど、□□後の吹っ飛び中に当たるの確認しました。ポン・ポン・ポンってボタンを押す感じでやるとやりやすいかも。 -- (名無しさん) 2012-02-25 19 06 22 ↓相手のアタックはクロスレンジです。 -- (名無しさん) 2012-02-07 21 55 02 プロテクションスマッシュをした時、相手のアタックが当たった時に相殺されてそのまますり抜けた。 -- (名無しさん) 2012-02-07 21 54 04 チェーンバインドを裏当てするとバインドの硬直がかなり延びるっぽい。アクセルターンから□□→チェーンバインドから長押しプロテクションスマッシュが入る -- (名無しさん) 2012-01-22 11 59 58 プロテクションスマッシュは溜めクリムゾンスラッシュとかプロテクションスマッシュとぶつかるとアタック同士と同じように相殺がおきるんだな。びびったわ。 -- (名無しさん) 2011-12-31 03 34 21 ↓ミス…スキル考察の項目を追加してみた。問題があるようなら削除します。 -- (名無しさん) 2011-12-30 19 15 24 sukiru -- (名無しさん) 2011-12-30 19 14 30 ユーノ向きのスキル考察の項目を追加したいのだけれども、大丈夫だろうか -- (名無しさん) 2011-12-30 02 02 00 アクセル消費 フェイトと同じく4%確認 -- (名無しさん) 2011-12-25 11 26 28 EXアタック 7.58% ブロック 13.91% 表記してないので一応 -- (名無しさん) 2011-12-25 11 22 41
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【名前】シグナム 【出典】魔法少女リリカルなのはA s 【声優】清水香里(「らき☆すた」の田村ひより) 【種族】守護騎士(ヴォルケンリッター) 【性別】女性 【年齢】19歳程度(外見年齢) 【外見】 桜色のポニーテール。長身に抜群のスタイルを誇る、凛とした美女。 【性格】 生真面目で実直な性格で、やや融通が利かない。だが家族や仲間を大事に思い、その為なら騎士としての誇りを捨てる事も厭わない。 【原作での設定】 ロストロギア・闇の書が搭載する防御プログラム、ヴォルケンリッターの一員で、剣の騎士と呼ばれる。当代の主、八神はやての家族を死なせない為、仲間達と共に闇の書を完成させようとしている。 【面識のある参加者】 名前 呼び名 関係 高町なのは(A s) なのは 敵 フェイト・T・ハラオウン(A s) テスタロッサ 好敵手 八神はやて(A s) 主はやて 何よりも大事な家族 ユーノ・スクライア スクライア 敵 クロノ・ハラオウン ハラオウン 敵 ヴィータ ヴィータ 長い年月を共にした同胞 シャマル シャマル 長い年月を共にした同胞 ザフィーラ ザフィーラ 長い年月を共にした同胞 【技能・能力】 能力名 内容 魔法 自身の魔力を用いて起こす技能。特に古代ベルカ系に優れる。 デバイス操作 デバイスを扱う技能。特にレヴァンティンの扱いに優れる。 剣術 刀剣類を用いた戦闘の技能。